ボイス&トーク
スタッフインタビュー
患者さんの努力を
一緒に背負う気持ちで
10年超看護師(認定看護師) | 2016年入職
Q1.入職から現在までの経緯
2016年9月に中途で入職して、糖尿病・内分泌内科病棟に最初配属されました。そこで3年程度、勤務した後に、産休・育休入ってから病棟へ復帰して、現在は外来に配属されました。
Q2.職場でのやりがい
糖尿病看護認定看護師として、取り組んでいますので患者さんや家族との面談、療養の相談が多いんです。今まで出来ていたことが出来なくなったとか、これまでの生活を変えるのって本当に大変なことなんだと思います。それは患者さんだけではなく、家族にも影響がありますので。
糖尿病の自己注射は多くの相談を受けています。自己注射を継続してくれる努力を私も一緒に背負うような気持ちでやっています。患者さんにその気持ちが伝わり、患者さん自身に行動変容があったら嬉しそうに私に報告してくれるんです。そんな時が1番のやりがいを感じたり、そこに携われたんだなっていう充実感があります。
Q3.病院の雰囲気
私は、何カ所か職場を経て、今ここにたどり着いたんですけど、沖縄県外も経験してきた中で、やっぱり沖縄の人の優しさがすごい出ている病院だなっていうのを感じています。「とにかく患者さんに何かしてあげたい!」っていうこの職場の雰囲気と優しさなんだと実感しています。そういう意味ではみんな本当に心から「患者さんのために何かをしてあげたい」とか「地域のために」って考えてるんだなってすごく伝わる職場だなって。
それが1番強いですね。明るいし、とにかく優しい人が多いなっていう印象です。
Q4.目指す将来像
もう看護師人生そんなに長くないので、自分が若い頃に描いた将来像をちゃんと今出来ているかなっていうのを振り返りつつ過ごしたり思い出したりしています。
これから何がしたいっていうと、やっぱり糖尿病で言うと在宅で治療している方がほとんどですので、そこに携わる役目だとすると地域とか在宅など、今まで足りなかった目線をもっと向けて、患者さんがその場で生活しているところにどうやって療養生活を組み込んでいくかっていうところに重点置いてやっていきたいなと思っています。
Q5.未来の同僚へメッセージ
急性期病院の役割があるので小児から周産期妊婦さん、あと成人から高齢まで看ている、全ての症例が学べる施設は県内で少ないです。総合病院でも周産期が抜けていたり、小児を診てなかったりとかあるので、そういう意味では人が生まれてから亡くなるまでの将来が学べる病院なので、そこはかなりの強みだと思います。若いうちにこういうところを経験しておくと、どこに行ってもきっと糧になるっていうのをすごく思います。
ですので、色々な職場がある中で、卒業1年後とか卒業後すぐに在宅医療へ行くのではなくって急性期病院を看護経験してくださいと切に思います。 これだけ症例が多い病院は本当にないので!ここで経験していただければ今後の看護師人生おそらく敵なしかなと思いますよ。