放射線診断科

放射線診断科は、CT、MRI、核医学（RI）、単純X線写真（レントゲン写真）の画像検査のマネジメントおよびその読影診断を中心に診療を行っています。外来、病棟の担当医からの脳神経領域、頭頚部領域、胸部領域、腹部・骨盤領域、四肢領域の全身におよぶ領域の検査オーダーについて、依頼科からの情報も加味し、適切な検査モダリティの選択、検査方法の構築、不必要な医療被ばく低減を念頭に吟味し、検査施行後はその読影診断を丁寧に行っています。急病センターからの緊急の画像検査には特に迅速な対応を心がけています。地域医療連携の一環として、近隣の協力医療機関からの画像検査の依頼にも対応しており、質の高い画像診断の提供を心がけています。
また、カテーテルを用いた血管造影検査や肺野・腹部臓器のカテーテル手技を用いた緊急および待機的な血管内治療（IVR）も行っています。核医学部門では、内分泌内科、甲状腺外科との連携によりRI核種を用いたバセドウ病に対するアイソトープ治療も行っています。