泌尿器科

前立腺肥大症、前立腺がん、前立腺炎など
前立腺肥大症に対し薬物治療や、経尿道的手術を行います。
前立腺がんに対しては、手術や放射線治療を行います。手術は腹腔鏡手術による体の負担の少ない治療を目指します。また当院では最新の放射線治療機器を整備しており集学的な治療体制を整えております。転移を有する前立腺がんにおいても、新規ホルモン療法や化学療法、放射線内用療法、放射線照射により総合的な治療を行います。

膀胱がん、間質性膀胱炎など
膀胱がんについて、根治的な手術(膀胱内視鏡手術や開腹による膀胱全摘除)を行います。また、転移を有する癌に対して化学療法や免疫治療、放射線治療を含め手術以外の治療も充実しております。膀胱結石や間質性膀胱炎に対する薬物治療や水圧拡張術を行います。

腎細胞がん、腎盂・尿管がん、腎良性腫瘍に対する腹腔鏡による内視鏡手術や開放手術、より低侵襲な治療を行います。がん治療は初期のstageⅠから、より進行したstageⅣに至るまで、手術や薬物治療(分子標的治療、免疫治療)、放射線治療も含めた集学的な治療を行います。

クッシング症候群、原発性アルドステロン症などの副腎良性腫瘍に対する腹腔鏡手術

腎結石や尿管結石、膀胱結石など
薬物治療に抵抗性の結石については当院では尿管鏡や、直接背中からの腎盂鏡を用いた内視鏡によるレーザー手術を行います。腎盂鏡は小径の機器を使用し、傷が小さく負担が軽くなるよう工夫しています。

高齢になると、夜間頻尿や排尿困難などの排尿障害をきたすことが多く当院では排尿障害について専門的により詳しい検査を行い評価、治療につなげています。
尿の勢いや残尿を測定する尿流測定器および、膀胱や尿道の神経的な活動の評価が行える膀胱内圧測定検査機器を完備しています。難治性の排尿障害があれば検査をお勧めいたします。

緊急性の高い精巣捻転や精巣腫瘍、陰嚢水腫などの手術、治療を行っています。