診療科・各部門紹介
透視
X線透視検査とは、X線を使用して体内の様子をリアルタイムに観察し、撮影することができる検査のことです。
通常のX線写真では写らない臓器の位置や形などを、造影剤を飲んだり注入したりすることで確認する事ができます。また、内視鏡や超音波診断装置を併用して治療を行うこともあり、さまざまな診療科に利用されています。
検査内容によっては、検査前の絶食や下剤服用等の前処置が必要な場合もあります。
詳しくは担当の診療科にお問い合わせください。
使用装置
デジタルX線TVシステム ZEXIRA DREX-ZX80 (東芝メディカルシステム)
代表的な検査
胃透視検査
X線に写りやすいバリウムなどを飲んで、胃や腸の内部を観察する検査です。
胃の粘膜や形をきちんと観察するため、発泡剤という炭酸の粉を飲んで胃を膨らませたあとに、体の向きを変えていただいたり寝台を動かしたりして、粘膜にバリウムを薄く付着させ様々な方向から撮影します。
注腸検査
おもに大腸を観察する検査で、大腸の病変や形態、走行、通過障害等があるかどうかを検査していきます。
はじめに肛門に検査用のチューブを挿入しバリウムと空気を入れていきます。
注入したバリウムを大腸全体の粘膜表面全体に付着させるために、体を回転させたり寝台を動かしたりして直腸から回腸末端までの撮影を行います。
※腸の蠕動運動を一時的に止めるための薬剤を注射することもあります。
内視鏡を使った代表的な検査
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
カメラ(内視鏡)を口から入れて十二指腸まで挿入し、造影剤を使用して胆管や膵管内の腫瘍や結石、狭窄などを評価することが出来ます。
疾患によっては、結石を除去したりステントを挿入したりなどの治療を行うこともあります。
透視下大腸カメラ
肛門から挿入するカメラ(内視鏡)だけでは検査が困難な場合などに、X線とカメラの両方を使って大腸の走行や病変の精査・観察をします。腸のねじれを解除したり、出血部位の止血をしたりなどの治療も行います。
透視下大腸カメラ
担当診療科 | 検査・治療名 |
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消化器内科 外科 |
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泌尿器科 |
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整形外科 |
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耳鼻咽喉科 |
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小児科 |
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呼吸器内科 |
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