診療科・各部門紹介
MRI
MRI検査について
- MRIはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴イメージング)の略です。
- 磁石を使って体内の断面像を描写し検査する方法です。
- MRI検査の装置は、検査台と磁石のトンネルからできています。
- この装置では縦、横、斜めのあらゆる方向の断面像を撮ることができます。
- 検査中は工事現場にいるような大きな音がでます。
- 使用する磁気や電波は、無害で痛みのない検査です。(X線被曝はありません)
検査前の注意
- 心臓ペースメーカーや金属性の心臓内人工弁はMRI装置の強力な磁石によって破損するおそれがあります。
これらを装着されている方は、検査はできません。 - 手術で金属性クリップを入れてある方、歯のインプラントにて磁石の入れてある方は、検査が出来ないことがあります。
- その他骨を補強する金属など、体内に金属を入れてある方は、検査の前にお知らせください。
- アクセサリー、時計など金属製のものは検査室に持ち込めません。
- テレホンカードやクレジットカード、定期券など磁気を帯びているものはMRI装置に近づけないでください。
MRIの磁気にカードが使用できなくなります。 - コンタクトレンズをご使用の方は、取り外していただきます。事前にMRIを受ける事が予想される場合は、保存用ケースをお持ちいただくか、眼鏡にて来院される事をおすすめ致します。
体内に金属がある方は、検査ができません
- 心臓ペースメーカー
- 金属性の心臓人抗弁
- 手術で入れた金属クリップ
- 骨を補強する金具
- 人工耳内など
以下のものを身につけている方は、外してください
- 金属のついた下着
- 鍵
- 時計
- アクセサリー(イヤリング、ピアス、ネックレス、ヘアピン、指輪)
- テレホンカード/クレジットカード/定期券
- 入れ歯
- 湿布(しっぷ)
- ヘアピース、かつらなど
- コンタクトレンズ
検査室内
MRI検査を受けられる方は、検査を受ける前にご覧ください。
- 検査室に入る前に、金属を身につけていらっしゃらないか、確認させていただきます。検査用ベットに横になってください。ずれないように体を台に軽く固定します。(※写真1参照)
- 頭や首、腹部などを検査するときはコイルをその場所にかぶせます。このコイルは信号を受信するためのものです。(※写真2・3参照)
- 検査がはじまるとトンネルから「トントントン、ビー」と、工事現場のように大きな音が聞こえてきます。撮影中、装置から出る音ですので安心してください。この音がしている間は、体を動かさないでください。
- 検査はおよそ20分から30分で終わります。
(ただし、特殊検査の場合は40分以上かかる場合もあります。) - 検査する部分が胸やお腹の場合、何回かに分けて息止めをしていただくことがあります。できない方は技師にお申し出ください。
- 検査の内容によっては、造影剤という薬剤を静脈内に注射して検査を行う場合もあります。造影剤については、担当医からの説明をお聞きください。
- 検査の内容によっては、造影剤という薬剤を静脈内に注射して検査を行う場合もあります。造影剤については、担当医からの説明をお聞きください。
検査中、肩の力を抜いてリラックスしてお受けください。技師は隣の操作室にいますが、インターホンをつかって、寝たままで話ができます。また、連絡用のブザーがありますので不都合や、具合が悪くなった時はどうぞご遠慮なくお知らせください。
MRI装置
当医院では、2台の装置を装備しています。付属するワークステーション(アゼモト社、バーチャルプレイスアドバンス)を用いる事で、多彩な3D画像を作成する事も可能です。院外からの検査のご依頼にも対応しております。