診療科・各部門紹介
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マンモグラフィ

マンモグラフィ検査

マンモグラフィは乳房の内部を詳しく写すための専用のX線撮影のことです。

乳房を専用の板ではさんで、圧迫しながら(力を加えて押しながら)薄くのばして、乳房全体を撮影します。乳がんで発生する石灰化やしこりを発見することができ、乳がんの早期発見・予防に活用できる検査です。そのため、乳房全体をできるだけ適切な位置で撮影できるように、乳房を引っ張ったり、腋を触ったり、背中を押さえたりして、検査を進めていきますのでご協力お願いいたします。

当院のマンモグラフィ装置
当院のマンモグラフィ装置
マンモグラフィの写真
マンモグラフィの写真

3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)※健診センターでは対応していません

乳がんをはじめとした病気の早期発見のために、沖縄県内ではまだ数少ない3Dマンモグラフィを導入しています。
従来のマンモグラフィ(2D)は乳房を水平面に投影して撮影します。
3Dマンモグラフィは、装置が左から右に動きながら連続で撮影することで乳房を多層的に写すことができます。
これにより精度の高い画像診断をすることができ、通常では見つけることが困難な、乳腺に隠れた小さな乳がんの早期発見にも貢献します。

左右に20度ずつ傾き、移動しながら連続して15回撮影し、1mm厚のデータに再構成します。
左右に20度ずつ傾き、移動しながら連続して15回撮影し、1mm厚のデータに再構成します。
2D撮影では3つの病変が重なった写真しか撮れませんでしたが、3Dでは、画像を再構成することによって、3つの病変に焦点を合わせた画像ができるため観察がしやすくなります。
2D撮影では3つの病変が重なった写真しか撮れませんでしたが、3Dでは、画像を再構成することによって、3つの病変に焦点を合わせた画像ができるため観察がしやすくなります。

2Dではわかりにくかった腫瘍が3Dでははっきりみえます

マンモグラフィ

マンモトーム生検について

乳房内にできたマンモグラフィーでしか写らない非常に小さな病変に約3~4mmほどの針を刺し、組織を吸引・採取する針生検です。
細胞診や針生検(CNB)よりも採取する組織量が多く、より確実な診断をすることができます。
小さな傷(約4mm)で病理組織診断が行えます。

マンモグラフィ検査を受けるときの注意点は?

  • 当日は、胸やわきの部分に制汗剤(銀イオンパウダー)などを塗らずにいらしてください。
    目に見えなくても石灰化の様に写真に写ることがあります。
  • 次に該当する方は、検査前に申し出てください。
    • ペースメーカを装着された方
    • V-Pシャントポートが留置されている方
    • 豊胸手術を受けられた方
    • 現在、妊娠中もしくは妊娠の可能性のある方
    妊娠中や授乳中は乳腺が発達するため、検査に痛みを伴ったり、撮影が上手くできないことがあります。
    また、乳腺が発達しているため撮影出来たとしても、写真が鮮明でない場合があるため超音波検査をおすすめしています。
  • 乳房は、排卵後から月経がはじまるまでにホルモンによって影響を受け、硬くなったり痛みを感じたりします。
    検査には支障はありませんが、月経が終わって1週間くらいの期間に検査を受けると、圧迫による痛みは軽減されます。
  • 撮影は基本立位で行っています。立位困難な方は座ったままでの撮影もできますが、ベッドで寝たままでの撮影は出来ません。

当院のマンモグラフィ撮影は、女性技師が担当しています。

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