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診療科・各部門紹介
当院で行われている主な放射線治療
IMRT/VMAT
強度変調放射線治療:IMRT (Intensity Modulated Radio Therapy)
強度変調回転放射線治療:VMAT (Volumetric Modulated Arc Therapy)
がんの形に合わせて、放射線照射の形状を細かく設定することができ、放射線の強さを変えることができます。また、回転しながら回転の速さや放射線が出る量を変化させて照射することができるため、病巣の周囲にある正常組織の線量を抑えながら、病巣に線量を集中させることができます。そして、コーンビームCTのような画像誘導機構により、照射直前にCT画像で3次元的に位置合わせを行うことができるので、精度の高い放射線治療技術になります。
例えば、前立腺の照射では、照射標的の前立腺の近くに位置する直腸や膀胱などの正常組織に放射線があたる線量をできるだけ減少させた線量分布を作成することができるため、副作用も大幅に抑えることができます。
![左:従来の前立腺IMRT/右:Halcyonの前立腺VMAT](/ad-nch/wp-content/uploads/2022/12/mg-imrt-vmat.jpg)
左の画像は、従来の前立腺IMRTです。右の画像は、Halcyonでの前立腺VMATで、矢印の直腸にあたる線量が減少していることがわかります
SpaceOAR™および金マーカー留置による前立腺がん照射(20回)を始めました
![](/ad-nch/wp-content/uploads/2022/11/img-imrt-vmat2.jpg)
前立腺照射では、位置照合の時間短縮や精度向上のために金マーカーの刺入や直腸の線量を低減させるために直腸と前立腺の間にSpaceOAR™という合成吸収性材料を注入する手技も泌尿器科の協力で行っています。